調査内容

被告人の多くは逮捕時にモバイルを押収され、訴訟でモバイル端末の解析結果が捜査報告書として証拠調べ請求されるケースが少なくありません。しかし、モバイル端末に記載されたデータには、本来存在している筈のデータが記載されていない場合もあり、解析が不十分でないか、また被告人に不利なデータだけが記載されているのではないかとの疑念が生じることがあります。

不利な証拠による逮捕

このような場合、信頼できるフォレンジック調査の専門会社に再調査を依頼し、セカンドオピニオンを求めることが有効です。

結果

捜査機関が使用したツールとは異なる複数のツールで解析を行うとともに、そのツールだけでは解析しきれないデータについては専門の技術者が特別な解析を実施。その結果、捜査報告書に記載されていなかったデータを復元・抽出することができました。これらのデータは被告人の主張を裏付けるものとなり、検察の立証を崩すことに成功しました。


AOSのフォレンジック調査

弊社の調査では、複数のフォレンジックツールの使い分けが可能であり、捜査機関が使用したツール以外の調査も可能です。(解析結果が記載された捜査報告書に記載されたフォレンジックツールや解析方法をお知らせください)。

一例ですが、モバイル端末からデータを抽出するには、基盤からチップを取り外して調査を行う方法、またチップを取り外すことなくケーブルを接続しデータを抽出する方法があり、後者の場合のデータ抽出ソフトは数十種類あります。

ケーブル接続による調査のイメージ